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人材育成と人材開発の違いとは?それぞれを実施する際のポイントについても説明します!

人材育成と人材開発の違いとは?



こんにちは。WONDERFUL GROWTH編集部です🍀

企業にとって、「人材」はかけがえのないものであり、企業側はその人材が存分に能力を発揮できる環境を提供する必要があります。

そんなときに取り入れるのが、人材育成と人材開発。どちらもよく耳にする言葉かと思いますが、みなさんの中には、人材育成も人材開発も同じものと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、この2つには違いがあります。

今回は人材育成と人材開発の違いに加えて、それぞれの手法ついても説明します。

 

 

人材育成と人材開発の違い

人材育成とは

人材育成とは、社員に業務遂行に必要な新しい能力やスキルを身に付けさせるための取り組みのことです。

新入社員や部署異動する社員、管理職へステップアップする社員など、新たな能力やスキルを求められる社員が対象となり、個々の業務推進力を強化させることを目的としています。

 

人材開発とは

人材開発とは、社員の仕事に対する意識を高め、能力やスキルの向上をさせるための取り組みのことです。

社歴や役職関係なく全社員が対象となり、社員個人の能力やスキルを発掘しパフォーマンスを最大化させることで、組織全体の力を高めることを目的としています。

ちなみに、人材開発と似た言葉で「組織開発」があります。組織開発は、組織をよくするための取り組みのことです。社員個人の能力を伸ばす人材開発とは違い、組織の構成員、社員同士の関係性を改善し、組織の活性化を図ることを目的としています

 

 

◯人材育成をする際のポイント

VUCA時代を意識す

VUCAとは、「Volatility-変動性」「Uncertanty-不確実性」「Complexity-複雑性」「Ambiguity-曖昧性」の頭文字をとった言葉で、未来や環境変化を予測しにくいことを意味します。

昨今、情報化やグローバル化が進み、社会環境は日々変化しています。そんな中、知識や経験、ノウハウを地道に積み重ねていくことが重要だった時代から、高度な専門能力を発揮したり、創造的で新しいことをスピーディに取り入れられることが重要となってきました。

社会の変化に柔軟に対応できる組織をつくるためにも、企業理念や価値観に共感し、主体的に動ける人材を育成することを意識する必要があるのです。

 

部下や後輩が相談しやすい環境をつくる

人材育成では、部下や後輩が気軽に相談したり、積極的に発言したりできる環境をつくることが重要です。

なぜなら、部下や後輩の育成では、相談を通じて解決できる課題や悩みが多いからです。まだ経験や知識のない部下や後輩が一人で課題や悩みを抱え込んでしまっても、よい解決に繋がることは難しく、成長の機会を失ってしまいます。

組織全体で1on1を実施したり、上司と部下の関係構築をフォローしたり、誰もが相談しやすい環境をつくっておくようにしましょう。

 

長期的な視点で人材育成に取り組む

人材育成では「すぐに成果を求めない」ことが重要です。

人材育成は思うようにいかないことも多いでしょう。ですがそれは当然のことです!なぜなら、指導する側もされる側も「人」であるためです。

人にはそれぞれ得意不得意もありますし、飲み込みが早い人もいれば遅い人もいます。そのため時には育成が予定通り進まなかったり、期待していた成長が期間内になされなかったりする可能性があるでしょう。

このような時でも、短期的な視点で考え焦るのではなく、数か月、数年後など、長期視点で成長をフォローしていきましょう。

 

階層ごとに人材育成を実施する

人材育成とはの部分でも説明したように、人材育成の対象は新入社員や部署異動する社員、管理職へステップアップする社員と能力やスキルには大きな差があります。そのため、育成方法が異なります。

そのため、人材育成をする前には、人材育成を受ける社員の能力やスキルを把握した上で、適切なカリキュラムを組むことが重要となります。

 

 

◯人材開発をする際のポイント

組織開発と人材開発を同時に進め

人材開発を成功させるためには、同時に組織開発にも取り組む必要があります。なぜなら、人材開発が成功し効果が発揮されるのは、その人材の能力やスキルを発揮できる環境(組織)があってこそだからです。

そのため、人材開発を実施すると同時に、社内風土を改善していくことが大切なのです。

 

社員が主体的に経験し、思考することのできる仕組みをつくる

一斉に研修等を実施する人材育成とは違い、人材開発は社員ひとりひとりに対するアプローチが必要となります。

そのため、知識やスキル向上となるような指導・教育を実施するのではなく、必要な知識やスキルを実践で身に付けられる機会を提供し、経験を通して社員自ら学ぶことのできるような仕組みつくりをするようにしましょう。

 

スキルアップをサポートできる仕組みをつくる

スキルアップする過程で、思うような結果が出なかったり、将来が不安になったり、悩みを抱える社員はでてきます。そんな時に、相談ができる機会や社員自身で様々なキャリアを検討できるような制度など、サポート体制も大切となってきます。

その際は、会社の想いを押し付けるのではなく、社員自身が必要なことを選択できるようにしましょう。

 

ちなみに・・・
WONDERFUL GROWTHでは!

「学習定着」を目的としたどんな社員でも一流にできる育成プログラムを目的としたを提供しています。
そのため、新入社員だけや幹部のみの研修ではなく、様々な年代・価値観を持った人が集まる部署内での研修も可能となっています。

また、研修に参加して終わり、ではなく研修での経験を通して研修後も自ら学習を行う学習定着までを目的としています。

弊社は長期的な視点で様々な人材育成にまつわる課題を解決できるようなサービスの提供に尽力しております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

こちらの記事でも説明した人材育成のポイントについて

より詳しく説明している記事もありますのでぜひ👀👇

人材育成のポイント

 

では、また👋

 

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